Dominique Loreau, L'art de la simplicite
話題のドミニック・ローホーさんの本は初めて読みました。
すごく今の自分の気分に合っていて、この考え方身に付けたいなと思います。
ティム・ガンとか色々な人が言っているワードローブの作り方と重なることも多いし。
この間、この冬だけ使えればいいやと思ってすごく安い服を買ったんだけど
なんというか心が擦り減った(?)感じがした。
たかが服一枚でもモノが自分に与える影響って甘くみちゃいけないんだと思う。
それからはお気に入りじゃないものを身の周りに置くことに少し抵抗感を感じる様になった。
この本でいうところの「二流の選択をけっして受け入れない」ようにしようということ。
ティム・ガンのstyle upの番組でも、参加者が似合うものになかなか巡り会えないし、
何着も試着するのに疲れて曇った顔のまま「これ(で)良いと思う」とか言ってると
ティムとかグレタは「もう妥協はやめましょう!」って言ってたな笑。
あの気持ちすごく分かるけど、もし出会えないなら日を改めてショッピングに行けば良いだけのこと。
やっぱり心から気に入った服を着てる時の顔って違うと感じた。
ほどほどに良いもの、ほどほどにお気に入りだったものは処分し、完璧なものと取り替えること。たとえそれが浪費と映っても躊躇しないことが大切です。シンプル主義は高くつきます。けれども、この代償を払ってこそ、最小限のもので満足できる、シンプルな生活が手に入るのです。はじめは、いろいろと失敗もあるでしょう。ものの選別や処分のミスを重ねながら、本当に自分に合っているのはなにかを発見していきましょう。失敗は成功のもとです。
欲しくてたまらないけれど、値段が高くて手の届かない憧れのソファーがあるとしたら、間に合わせのソファーを「とりあえず」購入するのではなく、貯金をして、時間をかけてでもそのソファーを手に入れましょう。間に合わせのソファーを手に入れてしまえば、結局は自分がその程度のものになじんでしまうことになるからです。上質のものは、使うほどに、必ず優雅に、上品に美しく変貌していきます。
こういうことを繰り返していけたらきっと愛着のある自分のスタイルが出来るんだろうな。
デザイナーのYOKO CHANさんも
”こういうのを着るためにきちんとトレーニングをして身体を鍛えて、髪も綺麗にしていたい!っていうひとに着てほしい。”
“きちんと身体も心も鍛えている女性に着てほしいです。これに着ける小物も選んでもらわなきゃ、って思うし。”
とインタビューで仰ってました。
今の自分の生活レベルにはそぐわない買い物かもしれないけど
その服に見合う、着こなせる女性になるっていうモチベーションになるような美しい服ならアリだと思います。
ある高級かばんメーカーの販売担当者に言われたことがあります。「法外と思えるほどの高い大きな買い物よりも、度重なるガラクタ買いのほうが、結局は高くつく」と。
実行出来るかどうかは分からないけど22歳の今このことに気がつけたのは大きいと思う。
もともとバッグとかジュエリーとかを母から娘に受け継ぐようなヨーロピアンな感じに憧れてたから
タイムレスな物を手に入れたい。
しかもそういうラグジュアリーなお店に行くとちゃんと「〇〇様」って扱われるだろうし、
接客される中でお手入れの仕方とか教えて貰えたり、作り手の思いなんかも感じられるんじゃないかな。
「優雅な女性は、クリスマスツリーのようには着飾りません。昼間は仕立ての良い美しいスーツを着こなし、夜はさりげなくひとつかふたつ美しい宝石をあしらい、優雅でシンプルなワンピースに身を包みます。さらに、当然のように、注目されることを意識します。注目されるだけの価値があることを、自分で充分承知しているからです。」
Tiffanyのシンプルなピアス欲しい。。
ひとの真似をしようとすると、簡単に自分自身を見失ってしまいます。自分自身を理解して初めて、自分らしいスタイルが生まれるのです。
まずは頭の中で、自分のワードローブ計画を立ててみましょう。自分のスタイルに合う付属品(靴、バッグ)を揃えることからはじめ、じっくりと時間をかけて自分だけの本物のワードローブを準備しましょう。
あとは、これは是非取り入れたいこと!↓
木製のハンガー買う!洋服用のブラシも欲しい。シューケアアイテムも欲しい。
からだの健康管理をするように、自分の服のメンテナンスにも気を使いましょう。…上質の木製ハンガーを思い切って購入し、洋服を購入したときや、クリーニングから戻ってきたときなどについてくる、針金やプラスティックのハンガーは捨ててしまうこと!形の揃った木製の美しいハンガーだけが並ぶと、あなたのクローゼットは、それだけで高級ブティックの趣をそなえた場所になります。ハンガー同士が互いにぶつかって立てる、カタカタという音さえ楽しく感じます。
ファッションってただ単に着飾るだけじゃない。
奥が深くて、本当面白いと思います。